よくある質問

1 受講にあたって

Q.1 私は大学2年生です.夜間講座と大学との両立は可能なのでしょうか?
A.  両立は可能です.本校の夜間講座では,1割程度の方が大学に通学しながら受講されています.3,4年の方が多く,修了後に本校の求人情報を利用したいと考えている方もいらっしゃいます.

Q.2 学生寮はありますか.
A. 本校の学生寮はありませんが,いくつか学生寮のパンフレットをお預かりしていますので,お送りすることができます.また学生専門にアパートなどの紹介を行っている会社が近くにあり,近郊を含めた多数の物件から,条件に合わせて部屋を探すことができます.いままでも全日制総合科や夜間総合コースに入学を決めた方が利用しています.案内の送付など,お気軽にお申し付けください.

Q.3 コースがいろいろあってどう選んでいいか迷います.
A. 本校の学習ジャンルとしては,編集・雑誌編集,校正・文章があり,通学(平日昼間,平日夜間,土曜)や通信で学ぶことができます.自分の希望するジャンルや生活スタイルなどに合わせて選択されると良いでしょう.また,受講の目的にそって組み合わせることも可能なので,たとえば以下のようなパターンで学習されている方もいらっしゃいます.
・校正者養成専門コースで学びながら,短期セミナーを受講する.
・夜間講座で編集を学びながら,編集者にも必要となる校正については通信講座の校正フレックスコースを,ライターとしての文章力は短期セミナーを受講する.
・夜間講座や土曜講座で校正を学びながら(学んだあとに),DTPの技能や知識はInDesignコースを受講する.
また,DTPの知識は,どのジャンルを学ぶにしても並行して身につけることが必要になってきているものです.今日では幅広い技能が要求される傾向にありますから,まず(たとえば雑誌編集というように)ひとつの軸を決めて,つぎに学習を広げる(文章や校正やDTP)計画をたてていくことをおすすめします.

Q.4 学校説明会以外で平日に直接訪問し,各コースの内容を教えてもらうことができますか?
A. 月曜から金曜まで,コース内容のご説明やコース選択,就職についてなど,個別のご相談も受け付けております.ご来校時に講義が行われていれば,見学も可能です.事前に電話で希望日時をお知らせください.見学ご希望の場合は,できれば前日までに電話でご連絡をお願いします.*講義が行われている場合でも見学できないことがありますのでご了承ください.

2 電子出版について

Q.1 これからは電子出版の時代と言われますが,編集者や校正者,出版社の仕事はなくなってしまうのでしょうか?
A. 読む媒体が紙でも電子端末でも,「本」において大事なのは内容です.内容を練り,構成を工夫し,細かなチェックをして,「商品」としての価値をより高めているのが編集者や校正者です.また出版社は,蓄積した人のネットワークと編集のノウハウで,やはり「本」の商品価値を高め,その本を求める読者に広く届ける機能を果たしています.これらの役割は,媒体の種類にかかわらず,この先も出版において重要なことであり続けるでしょう.

3 編集・ライター編

Q.1 雑誌の編集者になりたいのですが,希望の出版社では新卒の募集はしていないとのことです.なにか手だてはありますか?
A. 新卒募集をしないとしても,出版社では,嘱託,フリーランス,専門職のアルバイトなどいろいろな雇用形態で人を探し,補充することがあります.また,時期を問わず,経験者を募集することもあります.むしろ多くの出版社が,新卒募集はせず,必要なときに求人募集を出したり,同業の知人を介して人材を探すなどの方法をとっています.そうした機会をとらえて応募するためには,出版の専門的な技能を学んで,すぐに仕事ができるという前提をつくっておかなければなりません.もちろん,「出版の専門的な技能を学んで」備えたとしても,すぐにそのチャンスが巡ってくるとは限りません.目標に向けて段階的に進むことも考えましょう.たとえば,まずは,本校での学習を終えたあと,求人のなかからなるべく近い傾向の雑誌など,適当なところを見つけて働き,雑誌編集の実務経験を積みながら,経験者として応募する時期を待つことも考えられます.

Q.2 編集の仕事に就きたいのですが,雑誌か書籍か決めていません.夜間講座で勉強しながら方向性をはっきりさせていくことは可能ですか?
A. 夜間講座の編集コースは,企画と編集,本と雑誌の設計,校正の3つの技能(ユニット)からなっており,編集全般の基礎を学ぶコースです.
編集コースで学びながら出版の仕事を理解し,どういう仕事に興味がもてるか,何に向いているかを判断していくとよいでしょう.編集コースのほかに,土曜講座のInDesignコースではDTPの技術や知識が身につけられ,セミナー「言葉と文章の直し方・活かし方」では,雑誌づくりで役立つ文章作成のポイントがわかるので,必要に応じて受講されるとよいでしょう.

Q.3 フリーライターになりたいと思っています.どうすればなれますか?
A. 一般にフリーライターの求人はたいへん少ないものです.ライターとして実績がなければ,雑誌編集部に自分の原稿を売り込むのは困難です.雑誌編集者として取材し記事を書いた経験,自分の得意な分野,カメラマンなど共同して仕事をすすめる人たちとのつながり,こうしたことが,フリーライターとして役立ちます.ですから,文章力と編集技能を身につけて,雑誌編集者として仕事をはじめ,第二段階として,フリーライターになる,という方法があります.フリーライターは,いわば自分で営業活動(仕事の開拓)もしなくてはなりません.その場合,掲載された執筆記事などを示すことができれば,信頼性が高まることになります.

Q.4 Webデザイナー・ディレクターのための編集の勉強ができますか?
A. 現在Webデザイナーやディレクターのためのコースは設けておりませんが,本・雑誌の編集の技法を学ぶことはWeb制作にも必ず役立ちます.本校に求人を寄せる編集プロダクションやデザイン事務所でもWeb制作を行うところがあります.Webページ作成ソフトの操作ではなく,あるメッセージをいかに正確にうまく読み手につたえるかという点で,編集・デザインなどの出版の技能が求められています.

4 通信講座編

Q.1 校正コースと校正フレックスコースの違いは何ですか? 校正者になるには,どちらのコースが良いのですか?
A. 校正者として仕事をお考えの場合は,校正技能検定〈中級〉〈上級〉のレベルに対応した8ヵ月の校正コースをおすすめします.校正技能検定〈中級〉のレベルに対応した6カ月の校正フレックスコースにくらべ,多くの課題を学習しますので,これが身につく力の差になります.編集者を目指している方が受講する場合や,比較的簡単なものの校正をするような場合には校正フレックスコースが適しています.なお,講師からの直接指導が受けられる通学講座で校正コースレベルの学習ができるのは,夜間講座の校正コースや土曜講座の校正教室です.

Q.2 通信講座は原則として全額全納ということですが,分納はできますか?
A. 分納は「分納願」を提出していただければ可能です.ご希望の方には「分納願」をお送りいたしますのでご連絡ください.分納は2回払いのみとなっており,初回は申込時に入学金と受講料の半額,翌月の2回めに残りの受講料をお支払いいただきます.詳細はお問合せください.

Q.3 申込書の提出と学費の納入の方法を教えてください.
A. お申込みには以下の方法があります.
・ウェブサイトから申込み,学費を銀行振込または郵便振替で納入
・申込書を郵送し,学費を銀行振込または郵便振替で納入
・申込書を学費とともに現金書留に同封する
・当校受付で申込書の提出および学費を納入する(現金のみのお取扱いとなります)
各コースのページにも申込方法の詳細がありますのでご覧ください.

Q.4 受講期間内で修了しなければどうなりますか?
A. どのコースも延長期間を設けています.規定の期間で学習が終わらなければ,延長期間を使って学習を継続できます.もし延長しても足りない場合は,再受講という制度が利用できます.

Q.5 校正コースの学習時間は1日どのくらいでしょうか.
A. 個人差がありますが,1日30分〜1時間くらいでこなしていくことができます.ただしある程度集中したほうが学習効率がよいので,毎日よりは決まった日に2〜3時間まとめて学習するほうが望ましいでしょう.

Q.6 テキストを持っているのですが,学費の差額はいくらになりますか?
A. コース名とお持ちのテキストや編集用具名をご連絡ください.差額をお知らせいたします.

Q.7 編集コースと雑誌編集コースの違いがよくわかりません.何が違うのですか?
A. 大きくは書籍編集を学ぶか,雑誌編集を学ぶかで判断していただければと思います.編集コースは書籍編集(文字中心の専門雑誌編集も)の技能である,原稿編集(原稿を表記などをふくめて1冊の本となるように整える)と,本の設計(たとえば,見出しの大きさ,図版の位置などを決めていく)を中心に学習をします.編集者の最も基礎となる編集技能です.雑誌編集入門コースは,雑誌編集のプロセスにそって実技訓練をします.企画をたて,取材し,原稿を書き,材料をまとめあげ,レイアウトし,校正する作業です.編集全般についての学習の入門としてもふさわしいコースです.

Q.8 海外での通信教育受講は可能ですか?
A. どなたか日本国内に代理の方をたてていただければ可能です.入学手続き,テキスト・教材の送付,その後の提出物の郵送によるやりとりなどは,その方を通じてお願いいたします.

Q.9 質問にはいつでも答えてもらえますか?
A. 通信教育では,月1回課題を提出していただき添削してお返しいたしますが,毎月の提出時に質問欄に記入された疑問にお答えしています.学習途中での疑問などは,メールや電話でも承っております.また,ご来校いただきご質問にお答えすることもできます(要事前予約).

5 校正・検定編

Q.1 Wordなどのワープロソフトの校正機能などが充実すれば,校正の仕事はなくなるのですか?
A. そのようなことはありません.たとえば校正支援ソフトが,誤字などの指摘をするとしても,それを採用するかどうかは人が判断しなくてはなりません.出版物は,一般的なルールだけに沿ってつくるものではなく,1冊ごとにルールがあるといっても過言ではありません.さらに独自の表記や表現を用いることもあります.一般的に間違っているとされている表記でも,書き手が自分なりの根拠で使うというのはよくあることです.人の判断と眼による校正を行わない本づくりは考えられません.

Q.2 校正の技能にプラスして必要な技能は何ですか?
A. フリーとして仕事をするには,校正以外に,原稿編集(原稿整理),さらには本の設計の技術を身につけておけば,幅広く仕事をすることができます.原稿編集と本の設計は,夜間講座編集コース,通信講座編集コースで学ぶことができます.

Q.3 12月の校正技能検定中級試験に合格した場合,すぐ翌年3月の上級試験を受けられますか? また,試験に向けたよい対策はありますか?
A. 12月の校正技能検定中級試験の合否の結果は翌年2月下旬に発表いたします.上級試験の申込締切前ですから,上級試験の受験は可能です.夜間講座では,試験対策の校正検定訓練〈上級〉の教室を開講しています.中級合格者だけでなく,上級試験の合格をめざす方はどなたでも受講できます.また,中級も上級も試験の直前に「訓練教室」を開催します.過去の検定問題を使用して受験に備える1日の教室です.あわせて検定添削システムや通信版模試,校正技能検定問題集を利用するのも効果的でしょう.

Q.4 校正の講座は,校正や編集の経験がなくてもついていけますか?
A. 知識や経験のない方でも受講できます.全日制・夜間・土曜・通信のどのコースも,校正に対してまったく知識や経験のない方を対象としています.

Q.5 校正はどういう人に向いていますか?
A. 校正は,長時間文字と向き合って,一字一字おろそかにせず作業を続ける,根気のいる仕事です.文字を扱うことが主ですから,文字や言葉に興味をお持ちでしたら講義にも入りやすいと思います.

Q.6 ほかの教育機関で通信講座で校正を勉強しているのですが,その場合,校正技能検定〈中級〉を受験することは可能ですか?
A. 本校以外の教育機関でも,校正の学習を修了していれば受験資格があります.検定試験前には「訓練教室」を実施しています.夜間講座では,試験対策の校正検定訓練〈中級〉の教室を開講しています.また問題集や検定添削システムもありますので,試験の傾向を知り,対策を練っておくことをおすすめいたします.

6 パソコン・DTP編

Q.1 家にはMacがありません.InDesignコースを受講するうえで支障はありますか?

A. 自宅でパソコンを使用する課題はありませんので,Macをお持ちでなくても問題はありません.また,講義開始30分前からMacを無料で使用できますので,復習などにご利用ください.受講中は,有料で自習することもできます.また,WindowsPCをお持ちでしたら,Windows用のInDesign体験版をダウンロードして自宅で練習してみるのもよいでしょう.

Q.2 パソコンを使えるほうが,就職には有利ですか?
A. 雑誌の一般的な分業を例としますと,
1.編集者の多くは,WindowsでWordを使って記事を書いたり,エディタソフトで原稿を整理したりといった編集の仕事でパソコンを使いますし、インターネットやメールもかなり使います.
2.デザイナーは,雑誌のレイアウトに使います.デザイナーは文字や画像を扱うDTPソフト(InDesign,Illustrator,Photoshopなど)でページを作り上げます.マシンはMacが主流です.
編集者がDTP作業を行うこともありますが,あまり多くはありません.むしろ全体を進行管理する責任がある編集者の立場としては,DTPソフトの特性(概要),DTPの具体的な作業・手順・流れなどをひととおり知っておくことが重要といえるでしょう.

7 就職編

Q.1 大学や短大を卒業してから出版界へ進むにはどうすればよいのですか?
A. 日本の出版業界では,一部の大手出版社が,大学新卒者や既卒者の定期採用を行うことがあります.大変に競争率が高く,入社は容易ではありません.そのほかの大部分の,規模の大きくない出版社では定期的な採用はせず,必要に応じて,経験者や本校などで技能を身につけた人を探します.こうした出版社では,新人研修として編集や校正の基礎を教えている余裕はありません.また,なかなか教える方法ももっていません.このような理由から,あらかじめ技能や知識を習得している人材を求め,本校に求人が寄せられます.本校の講座を修了すれば,本校への求人情報などから就職先を探すことができます.

Q.2 出版の仕事の経験のない30代だと入学して学んでも年齢的に就職が不利ですか?
A. そのようなことはありません.受講生の年齢は20代から30代の方が大半を占めています.出版の仕事の経験はなく,転職のきっかけとして受講する方は少なくありません.本校に寄せられる求人では,「年齢不問」が一番多く全体の約4割,次いで「30歳まで」,「35歳まで」,「40歳まで」がそれぞれ約1.5割となっています.
学歴や年齢より,実務能力があり,それぞれの求人社にとって相性のよい人を求めていると思われます.

Q.3 編集未経験でも就職は大丈夫ですか?
A. 日本エディタースクールへの求人社は,採用者がこの学校でしっかり技能を体得したことを重視しています.編集実務が未経験であっても,就職に関して心配する必要はありません.求人社のなかには,新聞や求人サイトで編集経験者を募集したが,よい人が見つからず,むしろ,出版の仕事に情熱をもち,基本を確実に学んでいる本校の修了生から人材を求めたいという会社もあります.

Q.4 就職をはじめとして,通信講座で学ぶほうが通学講座より不利になることがありますか?
A. 基本的にありません.通信講座は,内容的に他講座に劣ることはありません.校正技能検定でも,通信講座を修了された方の合格率は平均レベルに達しています.就職面では,他のコースの修了生と同じスタートラインにたつことになります.

Q.5 通信講座の校正コース修了でもフリー校正者として通用しますか?
A. 校正コース(8ヵ月)の修了生は,校正技能検定の中級試験でも合格率が高く,校正の基礎的な力が充分ついていることがわかります.フリー校正者として重要なのは,どれだけ校正の実力があるかです.実力をつけるという意味では通信講座でも通学講座でも変わりません.フリー校正者になるには,いろいろな道が考えられますが,まずエディタースクールでひととおり校正の学習をし,できれば校正技能検定に合格したうえで,本校の就職相談室などを利用して校正専門のアルバイトなどをみつけます.実地の経験を積んでから,フリー校正者の求人を探す,というのが確実な方法の1つです.一度,ある会社の仕事をし,そこから信頼されると,その後,継続的に仕事を受注できる可能性があります.

Q.6 校正コース修了後,フリーで校正をするのに,地方にいる場合でも仕事はありますか?
A. 出版社の多くは東京に集中しています.校正の仕事に関しても,本校の就職相談室への求人の大部分は東京やその周辺の出版社からです.東京以外の場所で校正の仕事を探す場合,当校に寄せられる求人をチェックしつつ,一般の求人サイトなど他の方法でも就職活動をするとよいでしょう.まずは住んでいらっしゃるところで,出版関連の求人情報が得られる新聞や求人雑誌などを探してみてください.またその地域にある出版社を,インターネット,書店や図書館で調べてみてください.印刷会社で,出版受託部門をもっているところもあります.そこでは,公的機関の出版物を請け負ったり,自費出版を引き受けていることがあります.校正は印刷物をつくる過程では欠かせないものですから,タウン誌や広告製作でも校正や編集の技能は必要とされています.校正だけでなく,原稿編集や本の設計についても学ぶと,仕事を得る場合に有利になることがあります.

Q.7 校正技能検定試験の合格は就職に役立ちますか?
A. 日本エディタースクールが主催する校正技能検定は1966年以来実施してきました.本校への求人社もしばしば,校正技能検定の合格を採用条件にしています.資格関係の本や雑誌にもよく紹介されます.校正ができるという確実な証明は,校正者としてはもちろんのこと,編集者としての就職にも有利にはたらきます.編集の仕事にも,必ず校正が含まれるからです.