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編集者の著作権基礎知識 [第6版]
分野:出版実務

編集者の著作権基礎知識 第6版

豊田きいち著
(とよだきいち)

ISBN978-4-88888-382-5 C2000
四六変型判上製256頁
定価2,310円(本体価格2,200円+税)



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豊田きいち著書

著作権と編集者・出版者

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 概 要

編集者が心得ておくべき著作権の知識とは何か.それは,出版の現場ではどのような判断の材料になるのか.単なるQ&Aではなく,さまざまな具体例から編集者が著作権問題を概念として把握できるよう工夫したロングセラー.第六版でも細部にわたって点検し,図表による説明もさらに完成度を高めた.
(2008.5)

 目 次

1 著作権とは何か 著作物の具体例
  著作者の「財産」 法による著作物の例示
2 著作権という「財産権」 著作物の出版契約
  作権は知的財産権の中の一つ
著作者の利益の保護
書籍の契約,雑誌の契約
「雑誌」と著作者の無言の信頼関係
3 著作物等の使用料
  原稿料
賃貸借の契約料
一時金払方式
印税方式
4 著作者と著作権者 著作者人格権と著作権
  著作者と著作権者の分化
ペンネームと実名
映画の著作権者
5 著作者人格権 著作者の尊重
  執筆者の名が「落ちていた」、あるいは「落とした」本についての裁判
6 著作権の及ぶ範囲(1) 表現物の著作物性
  いろいろな表現物
7 著作権の及ぶ範囲(2) アイディアに著作権なし
  いけ花、雪像、氷像など
「権利」のある「いけ花」の写真や映像による伝達
8 著作権の及ぶ範囲(3) 非著作物
  「料理」の盛付けは著作物か
著作物と非著作物の例
9 類似題名で争った放送と出版 タイトルの著作物性
  日本文芸家協会の題名論
10 雑誌の目次は著作物か
  目次の使命
商業広告と雑誌目次
11 懸賞・応募作品の著作権
  移転した「応募作品の著作権」は?
応募作品の改変はできるか
12 美術の著作物
  美術の著作物とは
意匠法と応用美術
13 地図の著作物
  「一般的な地形図」は創作と見るべき
実測地図と編集地図
美術の著作物としての地図
パリ市鳥瞰図事件およびその周辺
地図の「権利」の「あり場所」は?
14 写真の著作物
  写真の性質
著作物性のない写真
写真の保護期間
著作物性の濃淡
15 写真の再掲載(二次使用)の権利
  出版者と写真著作権
写真著作権者の権利
二次使用についての裁判の結果
16 音楽の著作物 著作権の集中的権利処理(JASRACの場合)
  「音楽の著作物」の利用
音楽の著作権の集中処理_
雑誌の場合
書籍の場合
その他の場合
仲介業務法の見直し・作りなおし→著作権等管理事業法
17 保護期間・権利の制限、自由に使用できる著作物
  本に自由に使用できるものの具体例
18 「自由使用」の及ぶ範囲
  美術展のカタログ裁判
19 公正な「引用」について
  引用についてのメモ
「引用」と編集技術
要約引用の是非
20 文章作法としての「引用」
21 無断使用の事例 承前・ゆらぐ引用作法
  他人の著作物の無断使用
無断借用事件・文章の場合の例
美術と写真の場合の例(その一)
美術と写真の場合の例(その二)
写真の利用と人格権侵害
22 写真の利用・絵画の利用 全体使用と部分利用
  美術の著作物などの引用
写真や絵の引用と人格権
23 肖像権とは何か
  「肖像」の無断使用(その一)
「肖像」の無断使用(その二)
24 有名人の肖像権
  そっくりさんの場合
有名人と一般人の場合
25 肖像権侵害 二つの事例
  肖像写真の利用が違法となったケース
盗み撮り写真を公表して争いとなったケース
26 新聞記事および広告面の利用
  新聞記事などの転用
記事などの使用料
新聞や雑誌の広告の利用
主要新聞社の著作権問合せ先
27 著作者不明の著作物の利用
28 二次的著作物
  二次的著作物の誕生(著作権の支分権)
29 共同著作物
  結合著作物とは
共同著作物とは
30 座談会の著作権
  座談会と編集者
五つのQ&A
31 編集著作物
  編集著作物の具体例
判断のむずかしい例
32 職務著作
  会社・団体の命令で創った著作物
33 ブックデザインは著作物か
  ブックデザイナーが印税制を提案
ブックデザインは意匠法の対象の可能性がつよい
34 表示の意味 三要件──(C)記号・著作権者名・最初の発行年
  著作権・著作権者の権利を明示する条約上の約束記号
日本は無方式主義
(C)表示の副次的な機能
公表後起算と死後起算
(C)表示の注意点四つ
 
  表目次
表1 表現物の種類(著作物表)
表2 知的財産権とその周辺
表3 著作権法上の権利
表4 出版を可能にする契約(例)
表5 音楽著作権の使用料金(雑誌・新聞の場合)
表6 音楽著作権の使用料金(書籍の場合)
表7 音楽著作権の使用料金(その他の出版物等)
表8 自由に使用できる著作物・権利のない非著作物
表9 肖像権の構図
表10 肖像写真利用のチェック事項

 著者紹介

豊田きいち(とよだ・きいち)
評論家.著作権法学会会員.日本ユニ著作権センター代表理事.
元・小学館(編集担当)取締役
  日本雑誌協会著作権委員会委員長
  文化庁著作権審議会専門委員.
1989年:児童文化功労者(日本児童文芸家協会・第29 回)表彰.
1999年:著作権法百年記念 特別功労者文部大臣表彰.
2000年:著作権功労賞(社団法人 日本著作権協議会)
著作:マスメディアと著作権(太田出版)
著作権実務百科〈共著〉(学陽書房)
クリエイター・編集者のための引用ハンドブック〈共著〉(太田出版)など.


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