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分野:出版事情・出版史〈読書国民〉の誕生 明治30年代の活字メディアと読書文化 永嶺重敏著(ながみね・しげとし) ISBN4-88888-340-8 C0000 四六判上製296頁 定価(本体2800円+税)
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近代日本の活字メディアと読書文化は,明治30年代にひとつの重要な転回点を通過する.そして,その転回点を境として,読書文化は近世的読書の世界から近代活字メディアを基盤とする読書世界へと決定的に移行していく.本書は,このような移行期としての明治30年代の読書文化の変容過程を,活字メディアの流通, ツーリズム,読書装置の普及という三つの視点から分析し,さらに,この変容過程の帰結として〈読書国民〉の誕生を提示しようとする試みである.(2004.3) |
第一部 流通する活字メディア 第一章 全国読書圏の誕生 第二章 「中央帝都の新知識」を地方読者へ 第二部 移動する読者 第三章 車中読者の誕生 第四章 「旅中無聊」の産業化 第三部 普及する読書装置 第五章 読書装置の政治学―新聞縦覧所と図書館― 第六章 図書館利用者公衆の誕生 |
永嶺重敏(ながみね しげとし) 1955年鹿児島県生まれ.九州大学文学部卒業.図書館短期大学別科修了. 東京大学経済学部図書館,法学部附属明治新聞雑誌文庫,東京大学史料編纂所図書室を経て,現在,東京大学駒場図書館勤務. 日本出版学会,メディア史研究会,日本図書館情報会会員. 著書論文:「工場図書館の思想」『図書館学会年報』35巻2, 3号,1989年 「明治期の公共図書館と利用者」『図書館界』49巻5号,1998年ほか 【著書】『モダン都市の読書空間』(2001.4.4)《品切中》 『雑誌と読者の近代 オンデマンド版』(1997.7) |
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