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恒藤恭とその時代分野:文学・伝記・エッセイ

恒藤恭とその時代

関口安義著(セキグチ・ヤスヨシ)

ISBN4-88888-322-X C3023
A5判上製552頁
定価6825円(本体6500円+税)
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 書評・紹介記事
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「朝日新聞」2002年9月4日付夕刊の「文芸21」で,詩人の長田弘氏が「ここに,共に在ること」と題して,『恒藤恭とその時代』を紹介.
長田氏は,本書を「「ここに,共に在る」ことを学ぶ場所としての学校を愛した人の物語です」と位置づけ,そのうえで,芥川龍之介の無二の親友であった恒藤恭,「芥川という死者/他者とともに在るプルーラル・アイデンティティ(他者のいる,あるいは,他者あっての,独自性)を,そののちずっと」担いつづけた恒藤恭の精神の在りようを,今の時代のなかに重ね合わせています.
このエッセイを読まれ共感された多くの方々から,注文が寄せられています.
また,下記の新聞にも書評,紹介記事が掲載されました.
「山陰中央新報」2002年6月26日付 恒藤恭の全貌一冊に(評者:寺本喜徳氏)
「図書新聞」2002年7月27日付 法哲学者の葛藤のドラマ(評者:太田代志朗氏)
「週刊読書人」2002年8月9日付 良心的知識人の人間像(評者:右崎正博氏)

 概 要

一高時代は芥川龍之介の親友であり,大学の自治をめぐる京大滝川事件では信念に殉じ,戦後は憲法擁護や平和への提言をおこなった法哲学者・大阪市立大学初代学長恒藤恭.その生涯があざやかによみがえる.著者渾身の力になる評伝.(2002.5)

 目 次

第1章 故郷と生い立ち
     島根県松江市/父母と兄弟姉妹/幼少年時代/島根県立第一中学校
第2章 青春と文学
     キリスト教との出会い/早熟の文学少年/闘病生活と文学/無我無為録
第3章 青春の彷徨
     懸賞小説「海の花」/神戸衛生院/郡虎彦/都新聞社入社
第4章 向陵時代
     第一高等学校入学/蘆花の「謀叛論」を聴く/学寮生活/芥川龍之介との交わり
第5章 進路の変更
     文学の断念/一高卒業前後/自由な学風/お花畑の家
第6章 結婚,そして研究生活へ
     恒藤まさとの縁談/糺の森/学究生活/同志社大学へ
第7章 信濃自由大学
     土田杏村/自由大学運動/恒藤恭の講義/信州の自然の中で
第8章 ヨーロッパでの研修
     同志社から京大へ/パリ滞在/イタリアへの旅/ドイツへ
第9章 時代の波に抗して
     芥川龍之介の死/京大事件/死して生きる途/ジャーナリストの誕生
第10章 戦中から戦後へ
     恒藤法哲学の完成/戦時下を生きる/世界史の審判/大阪商科大学の学長に
第11章 新時代のリーダーとして
     大阪市立大学の構想/政治・社会とのかかわり/困難な大学運営/憲法を教育と学問に生かす
第12章 憲法擁護と平和への願い
     憲法問題/日米安保体制批判/平和への願いと提言/晩年の日々
 恒藤恭年譜/恒藤恭著作目録
 あとがき
 人名索引/事項索引

 著者紹介

 関口安義著書
 評伝 成瀬正一
 恒藤恭とその時代

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(定価6825円)商品No.322
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