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女の一生を書く分野:文章・論文

女の一生を書く
評伝の方法と視点

江刺昭子著(エサシ・アキコ)

ISBN4-88888-215-0 C2081
四六判並製272頁
定価1733円(本体1650円+税)
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 書評・紹介記事
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■江刺昭子氏が「第10回横浜文学賞」を受賞
 
〜江刺昭子さんの3冊を〜「女と男のBOOKナビ」(「神奈川新聞」2004年12月5日(日))
 
 横浜市中区在住の作家・江刺昭子さんが「第10回横浜文学賞」を受賞した.女性では初の受賞である.
 江刺さんは,女性史研究家でノンフィクション作家.歴史に埋もれた女性たちにスポットを当て,足跡を追い続けてきた.
 「女のくせに」(インパクト出版会,1997年,2415円)は,明治から大正にかけて新聞記者になった14人の女性列伝.明治3年生まれの初の女性記者・竹越竹代.足尾鉱毒事件の惨状を伝え,救済運動に貢献した松本英子.記者一筋に生きた人もいれば,スキャンダルにまみれた人もいる.当時,完全な男性領域だった新聞業界に果敢に進出し,懸命に活路を求めた女性たちの人生模様が,実証をもって描き出される.
 「透谷の妻」(日本エディタースクール出版部,95年,2520円)は,小田原生まれの近代文学作家・北村透谷の妻である石阪美那子の評伝.結婚して数年で透谷が自殺,美那子は米国へ留学,帰国して教育者となった.男の影のようにしか扱われてこなかった「作家の妻」が,一個の人格をもつ存在となり,鮮やかな実像を結ぶ.
 ジャーナリストを目指す後進に,必要な知識と技法を説く「女の一生を書く」(日本エディタースクール出版部,94年,1733円)には,江刺さんの評伝作家としての姿勢が示されている.作品に一貫して注ぎ続けてきた「女の視点」,作家の矜持(きょうじ)と信念が伝わってくる.(横浜市女性協会)

 概 要

一貫して女の歴史を書き続けてきた著者が,長年の執筆活動を元に,評伝を書くために必要な知識と技法を詳細に解説する.人間を書くことの機微と出会いの喜びを描きつつ,対象へのアプローチから執筆までを具体的に記述.(1994.3)

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