通信教育部の受講生および修了生を対象にした公開講座です.
本や雑誌といったかたち以外にも,日々多くの印刷物が作られています.
特にパンフレット・カタログ・取扱説明書など,企業が作成する印刷物は誤植の責任も重く,
確実な校正が強く望まれるところです.
エディタースクール修了生でプロの校正者になった講師が,商業印刷物の校正のポイントや,
書籍校正との違いをお話しします.講義内では簡単な実習も行う予定です.
*全日制 校正者養成専門コースの講義を公開して行います.
*講座の参加は任意です.コース修了に必要な単位ではありません.
*在学中,修了後のいつでも参加が可能です.
お申込が定員に達しましたため,キャンセル待ちのご予約を承っております.
ご不明な点などございましたらメールまたはお電話よりお問合せください.(2019年9月24日)
こんな方におすすめします
・さまざまな印刷物に対応できる校正者を目指している
・実務現場のイメージをつかみ,就職活動に役立てたい
・商業印刷物の製作に携わるので,ポイントを知りたい
参加要項
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講義内容
校正の基本
何度も読む・何人かでみる,ではダメ
プロの校正者はどうやって校正をしているのか
校正のチェックポイント
誤字脱字や表記の不統一をみつけ,整合性にも気を遣う
どうして間違ってしまうのか―ここが落とし穴
校正作業の手順
1回で何もかもみようとしない
修正の点検では何をどうみるか
素読み校正(校閲)
おかしな点にどうやって気づくか.どんなところが危ないか
ひとつ上のレベルでみる
*講義内では簡単な実習も行う予定です.
受講生の声
・実務の一連の流れがイメージできた.
・現場での対応の仕方がわかった.
・商業印刷物において,校正者になにが求められるのかがつかめた.
・通信で学習したことが実務でどのように活かされるのかわかってよかった.
・自分1人では見落としがちなポイントを,他の人と受講することで気付いた.
・講師の体験談がたくさん聞けて楽しく学べた.