就職Q&A

就職Q&A

Q.1 大学や短大を卒業してから出版界へ進むにはどうすればよいのですか?

A. 日本の出版業界では,一部の大手出版社が,大学新卒者や既卒者の定期採用を行うことがあります.大変に競争率が高く,入社は容易ではありません.そのほかの大部分の,規模の大きくない出版社では定期的な採用はせず,必要に応じて,経験者や本校などで技能を身につけた人を探します.こうした出版社では,新人研修として編集や校正の基礎を教えている余裕はありません.また,なかなか教える方法ももっていません.このような理由から,あらかじめ技能や知識を習得している人材を求め,本校に求人が寄せられます.本校の講座を修了すれば,本校への求人情報などから就職先を探すことができます.

Q.2 出版の仕事の経験のない30代だと入学して学んでも年齢的に就職が不利ですか?

A. そのようなことはありません.大学新卒者の多い全日制編集者養成総合科を別にしますと,受講生の年齢は20代から30代の方が大半を占めています.出版の仕事の経験はなく,転職のきっかけとして受講する方は少なくありません.本校に寄せられる求人では,「年齢不問」が一番多く全体の約4割,次いで「30歳まで」,「35歳まで」,「40歳まで」がそれぞれ約1.5割となっています.
学歴や年齢より,実務能力があり,それぞれの求人社にとって相性のよい人を求めていると思われます.

Q.3 編集未経験でも就職は大丈夫ですか?

A. 日本エディタースクールへの求人社は,採用者がこの学校でしっかり技能を体得したことを重視しています.編集実務が未経験であっても,就職に関して心配する必要はありません.求人社のなかには,新聞や求人サイトで編集経験者を募集したが,よい人が見つからず,むしろ,出版の仕事に情熱をもち,基本を確実に学んでいる本校の修了生から人材を求めたいという会社もあります.

Q.4 全日制の編集者養成総合科と夜間講座では,就職に違いはありますか?

A. 全日制総合科では,出版の全般について学ぶので,広い範囲の求人に対応することができます.また,学習時間も多くかなり実力をつけることができるので,求人社からも信頼の厚いコースです.夜間講座は,それぞれのジャンルをしっかり学ぶことができますので,自分の就きたい職種に合わせて講座を受けられます.また,履修のしかたによっては全日制総合科同様,幅広い求人に対応できます.

Q.5 就職をはじめとして,通信講座で学ぶほうが通学講座より不利になることがありますか?

A. 基本的にありません.通信講座は,内容的に他講座に劣ることはありません.校正技能検定でも,通信講座を修了された方の合格率は平均レベルに達しています.就職面では,他のコースの修了生と同じスタートラインにたつことになります.

Q.6 通信講座の校正コース修了でもフリー校正者として通用しますか?

A. 校正コース(8ヵ月)の修了生は,校正技能検定の中級試験でも合格率が高く,校正の基礎的な力が充分ついていることがわかります.フリー校正者として重要なのは,どれだけ校正の実力があるかです.実力をつけるという意味では通信講座でも通学講座でも変わりません.フリー校正者になるには,いろいろな道が考えられますが,まずエディタースクールでひととおり校正の学習をし,できれば校正技能検定に合格したうえで,本校の就職相談室などを利用して校正専門のアルバイトなどをみつけます.実地の経験を積んでから,フリー校正者の求人を探す,というのが確実な方法の1つです.一度,ある会社の仕事をし,そこから信頼されると,その後,継続的に仕事を受注できる可能性があります.

Q.7 校正コース修了後,フリーで校正をするのに,地方にいる場合でも仕事はありますか?

A. 出版社の多くは東京に集中しています.校正の仕事に関しても,本校の就職相談室への求人の大部分は東京やその周辺の出版社からです.東京以外の場所で校正の仕事を探す場合,当校に寄せられる求人をチェックしつつ,一般の求人サイトなど他の方法でも就職活動をするとよいでしょう.まずは住んでいらっしゃるところで,出版関連の求人情報が得られる新聞や求人雑誌などを探してみてください.またその地域にある出版社を,インターネット,書店や図書館で調べてみてください.印刷会社で,出版受託部門をもっているところもあります.そこでは,公的機関の出版物を請け負ったり,自費出版を引き受けていることがあります.校正は印刷物をつくる過程では欠かせないものですから,タウン誌や広告製作でも校正や編集の技能は必要とされています.校正だけでなく,原稿編集や本の設計についても学ぶと,仕事を得る場合に有利になることがあります.

Q.8 校正技能検定試験の合格は就職に役立ちますか?

A. 日本エディタースクールが主催する校正技能検定は1966年以来実施してきました.本校への求人社もしばしば,校正技能検定の合格を採用条件にしています.資格関係の本や雑誌にもよく紹介されます.校正ができるという確実な証明は,校正者としてはもちろんのこと,編集者としての就職にも有利にはたらきます.編集の仕事にも,必ず校正が含まれるからです.